ソーラーシステムは省エネと地球温暖化対策には非常に役立つ存在ですが、屋根の上に取り付けるソーラーシステムは専門会社に依頼をして設置することが前提です。

専門会社の場合は耐久性と耐候性、安全性を高めるためにきちんとした仕事を行っているので問題は起きませんが、最近ではDIY用の資材も販売されているので自分で組み立てて設置をするような方も増加中です。DIYでソーラーシステムを設置する際には、屋根ではなく庭の空間やカーポートの上、外壁等に取り付けることが多い傾向にあり、逆に言えば屋根に設置する作業はDIYでは問題が生じます。手の届く範囲に設置することが前提ですが、設置後には各ケーブルの処理を十分に行わないと、断線やコネクタ部分の破壊を起こしてしまう恐れがあるので注意しなければなりません。

まずは、便利グッズがありケーブルの保護用のアイテムがあります。ケーブルプロテクターとも呼ばれることがあるアイテムですが、筒状の中に入れて保護を行ったり、隙間からケーブルを入り込ませて保護するタイプも販売されています。どちらのタイプを使っても、結束バンドで更に強化することで故障を起こさない状態を作り上げられます。

結束バンドはケーブルを束ねるだけではなく、プロテクター本体を任意の場所に固定する際に使うことができます。この方法を応用して住宅のエクステリアの適切な場所にプロテクターごと結束バンドで巻き付けておくと、強風で煽られてしまうこともなく、自然環境による断線のリスクを無くせます。巻き付ける場所が見当たらないという住環境では、橋梁両面テープ付きのフックを鉄部などに取り付けると簡単に結束バンドを固定させられます。