結束バンドはコードを束ねるものだと思い込んでいる人も多いかもしれませんが、それ以外にもさまざまな使い方があります。

結束バンドは日本では40年ほど前から使用されていますが、その当時はテープや紐で束ねていたものを、結束バンドで束ねるようになったのが始まりです。ケーブルを束ねる場合にはテープを使用することもありますが、経年劣化によって粘着力が低下してしまったり、緩んでしまう可能性があります。一方結束バンドは物理的にしっかりと留めることができますから、半永久的に固定をすることが可能です。

またテープは長期間の結束が難しいというデメリットがありますが、結束バンドは長期間の結束が可能で、非常に強い固定力を得ることができます。従来のバンドは一度結束するとハサミで切断しない限りはずすことができませんでしたが、近年は繰り返し使えるバンドも登場していますから、失敗しても簡単にはずすことができます。そのため、配線などの仮止めだけではなく、経済的に使用することができるのでおすすめです。

多くの人は文字通りコードを束ねることしかできないと思っているかもしれませんが、収納にも大変役立つアイテムです。もともとギザギザが付いている面を内側にして使用しますが、外側にして通せば何度も使用することができますし、連結することも可能です。こういった特徴をしっていれば、活用できる範囲も広がりますし、見た目もすっきりの見せる収納ができます。
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